ミラノでは5日からSaldi(バーゲン)が始まってduomo付近は人でにぎやかです。
ユーロ危機で今年のバーゲンの売り上げは25%、落ち込むらしいとテレビ等でなっていますが、消費者は無駄遣いを控えて最低限の物を買うことには変わらないので、サルディに来る人の総数は変わらないということでしょうか。
勉強机の椅子(もともとあった)が壊れたので、大家さんからは買って来たら、後でその分支払うしと、言われていたのでIKEAに買いに行かないと思っていたところでした。郊外にIKEAがあるので車のない私としては、行くとなれば半日かかることになります。
この年末年始のバカンス中にと思っていたところ、年明け早々アパートの管理をされているおじさまが直してくれたので、行く必要がなくなりました。
でも行ったら行ったでIKEAマジックにはまっていろいろ買ってた事でしょう。
そのIKEA。'43年創業となっているので創業71周年。歴史があります。
1954年のIkeaの広告。パソコン、テレビが厚めです。
ちなみに今年2012年のカタログより。
Living roomの写真。
small spaceとした部屋のカテゴリーがあります。
イタリアは天井高がありますが、ミラノは人口密度も高いため、狭い部屋のアパートが多いので、こういったカテゴリーが必須になってきているのだと思います。
また最近特にキーワードになるのがflessibilità(柔軟性)。一つのスーペースでリビングやダイニング、収納、来客用の寝室など融通性をきかすのが今の部屋の特徴かと思います。
イタリア IKEAのカタログからですが、シャープでミニマルなものが好きな国だからか、黒が最近増えて来ている感じがします。でもナチュラルな感じの北欧というお国柄か、でてくるのでイタリアにはない感じの製品がIKEAならではだなと思います。
IKEA、久しぶりに行ってみたい。