『秋からLAMBRATEにあるデザインの学校に通います』と語学学校で話すと大抵、
『POLITECNICO?』て言う返事が大半。
POLITECNICOは建築やデザインで有名なミラノ工科大学です。
私の行くのはここではないです。
確かに一駅手前にcittà degli studiというミラノ工科大学等が集まるところがあるので間違われます。
Poli-とはギリシャ語語源の「多数」という意味。
tecnico「(工業、学術など)専門的、技術的な・・・」がくっついてPOLITECNICAになるので
いろんな分野のデザインが集まった学校と、日本にいた時プライベートで学んでいたイタリア語の先生のPaoloは言ってました。その先生はPOLITECNICOの大学出身者でした。
そして「どうしてイタリア?」と聞かれると、
「イタリアのテキスタイルとデザインに興味があるからです。」と詳しくイタリア語で説明できないので大かまに言います。
インテリアのテキスタイルを勉強したいのですが、それにまつわるプロダクト寄りのデザインを学びたかったというのが私の答えの50%。
日本で働いていたネクタイの会社でイタリアの生地を実際に見ていましたが日本とは色彩感覚が違い、遊び方とかがとても面白かった。言葉も文化も違うイタリアでどんな風にそんなものができるのかが、30%。
学生時代に旅行やプチ留学で魅了されて、後は食べ物がおいしかった(結構重要)ていうのが20%くらいでしょうか。
決めてはパンフレットの作品でした。
学校の近くに雑誌ABITAREの出版社が近所にあるのでコラボをしてる作品があったこと。
そして外部からデザイナーを呼んでの講演会があるので単にデザインを学ぶだけでなく、実際に活動されてる方の肉声が聞けるということ。(ただイタリア語か英語。。)
見学にしか行っていないので授業はどうかといったらまだわかりませんが、貧乏性なのであれもこれも吸収したい、とそう思えるのも今のうちだけかもしれないですね。
写真はP.T.GENOVA駅そば